施設・博物館

いちいのホール

 

 平成15年6月の野田市との合併後に、旧関宿町役場を改修し、16年4月にオープンしました。公募した名称には旧関宿町の木として親しまれてきた「いちい」が取り入れられています。「関宿支所」や「せきやど図書館」、「関宿コミュニティ会館」、「関根名人記念館」などの入る複合施設で、関宿地域の拠点施設として利用されています。

◆ぼたんの壁画 (いちいのホール1F)
「いちいのホール」の玄関を入り、左側の壁に旧関宿町の町花であった「ぼたん」が壁画として描かれています。原画は、鈴木貫太郎の13回忌(昭和35年)の際に、タカ夫人(1883~1971)が描いた水彩画です。タカ夫人は、札幌に生まれ、東京女子高等師範(お茶の水女子大学)を卒業後、幼稚園教諭、昭和天皇の養育係などを歴任し、1915年(大正4)鈴木貫太郎と結婚。貫太郎没後、関宿農事研究会の顧問に就任するなど、地域の農村文化、とりわけ酪農の普及に尽くしました。

◆せきやど図書館 (いちいのホール2・3F)
いちいのホール2階、3階にあり、図書と視聴覚資料の貸し出しを行っています。3階には将棋研究家・清水孝晏氏(1928~1998)から寄贈された資料を中心に約2,000点の将棋関連資料のコーナーがあり全国的にも貴重なものです。なお、これらの資料は、館内での閲覧のみとなります。
【開館時間】9時から19時まで(水曜日~土曜日、月曜日)
※日曜日・祝日は9時から17時まで
【休館日】火曜日(祝日の場合は開館)・年末年始・特別整理期間

◆関根名人記念館
関根名人記念館は、名人ゆかりの品約40点を常時展示、江戸時代から現代までの将棋に関する本、約2,400冊あまりを所蔵しており「将棋の情報発信基地」を目指しています。また、記念館の隣には52畳の広さの対局室があり、だれでも気軽に将棋を指すことができます。
【開館時間】展示室は9時~17時、対局室は9時~18時(10月から3月までは17時まで)
【休館日】火曜日(祝日を除く)、年末年始
【入館料・使用料】無料
(野田市東宝珠花)

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